やめられないやめられない

3日坊主、先送り~

読書感想:「【改訂新版】良いウェブサービスを支える 「利用規約」の作り方」

僕は利用規約とかプライバシーポリシーとか読むのがまあそこそこ好きです。
なんで読むようになったかって言うと青と黄色のカードの手続きがめんどかったときちょっと興味が湧いたから。あと今思うと全然関係ないんだけど、この手の話でたまに出るオプトイン・オプトアウト・アドホック(?)の意味がどうしても理解できなくて何度も何度もムカついて横文字うっとおしいと罵倒するために調べたから(笑)
後々面白かったのは利用規約とかって大体フォーマットが似てるんでいくつも読んでいると速読できるような気がしてきたこと。見慣れないものだけ抽出する能力はついてるんじゃないかな~とか思ってる。調子に乗っていると重要なところを読み飛ばすので無意味です。
あとは対面で紙の利用規約を渡されたときとか、ガッツリ読んでると相手の緊張感がすごいのが面白かったりする。

自分で規約を作ろうと思ったらどうするかなと考えてみると、多分似た感じのビジネスモデルで最近イケてるサービスをパクってカスタマイズをかけるか弁護士さんに丸投げなんだろうなあ。読むことはできても書くことは全然できないのは実際やるまで気が付かない。
いつか自分のサービスを作るときの参考に多いになるだろうという印象を受けた。

昔、所属していた会社で新規サービスを作るとき、規約作成してた人はガシガシ修正かけていたのを思い出す。本職でもないのに大分詰めてやってた。あれくらいしっかりした人にならないとあかんのやろなあ。
この本を一通り読み飛ばしたけど、これは1回読んで終わりになるような内容じゃないと思う。結構教科書的と言うか、実際やろうとしてぶち当たったときに読み直すタイプの本で、本棚に置いとくと安心感が半端ない本だという印象。 雛形がしっかりしているのと逆引き形式の章立てが辞書的に読めそうなんで、表面をさらっとなでて本棚にGOしました。